ダイエットをするとき、ついつい見てしまうのがダイエット番組です。
人がダイエットをしている姿に触発されたり、試したい方法を見たり、ダイエット番組はおもしろいですよね。
そんなダイエット番組の参加者たちのその後とは?
世界最有効の糖尿病対策を参考に紹介します。
ダイエット番組の参加者は「再出演」できないようです。
ダイエット番組のその後
アメリカの人気ダイエット番組「ザ・ビゲスト・ルーザー」は、参加者のうちで誰が一番体重を減らすのかを競う番組です。
番組内では2つの方法が取られます。
②1日に2時間以上集中的に運動する。
これらの方法で、みるみる参加者は痩せていきます。
昔ながらの有名な「食べる量を減らして運動をする」という方法です。
番組で6ヵ月で減量できたのは平均で58キロ!
すごい数字です。
短期的には効果がある!
ただ、長期的に見た場合、参加者が番組に再び登場することはほとんどないそうです。
その理由。
「みんな、また太ってしまったから」
そう、リバウンドをしてしまっているようです。
では、どのような原理でリバウンドが起きているのでしょうか。
番組でなくても、私たちはダイエット成功者がリバウンドをしているのをよく見かけるのではないでしょうか。
ダイエット番組後におこるリバウンド
その原理はこうです。
毎日燃えるカロリーが減ったから。
番組内で6カ月間カロリー減に挑んだ参加者たちの基礎代謝量は平均789キロカロリー減ってしまったそうです。
基礎代謝が減ることが、減量の効果を継続するのを妨げる要因になりました。
これでは、食事を戻すと太ってしまうので戻せませんね。
カロリー制限を続けていると、少ない摂取カロリーに見合うように体が活動を抑えるのです。
これを飢餓状態と言います。
この基礎代謝量の減少は、6年経っても戻ることはないといいます。
なのでこれがリバウンドをして、また次にダイエットをしようとすると痩せにくくなる原因です。
どんどん代謝が下がっているから、ダイエットしにくくなります。
ダイエット番組だけではなく、有名な「ミネソタ飢餓実験」でも同じ状況がみられました。
被験者の1日のカロリー摂取量を1500キロカロリーと30%制限します。
すると、被験者の基礎代謝量もおよそ30%減少したそうです。
このように、ダイエット番組で効果を出すような短期的な減量はリバウンドがまっていることが多いのです。
では、どうすればいいの?
そんな疑問に答えたダイエット法が、胃をからっぽにする時間を作るという間欠的ファスティングが良いと言います。
リバウンドしない間欠的ファスティング
低カロリー食を毎日すると、体がそのカロリーで維持するようになってしまいます。
ならば、定期的にカロリーを抜く間欠的ファスティングならどうなのでしょうか?
その場合、なんと代謝が下がらないという結果が上がっています。
実験で、「毎日400キロカロリー減」と「1日おきに食事を抜くが、もう1日は好きに食べていい」を比較したそうです。
②1日おきファスティンググループ
32週間にわたる研究では、ファスティンググループの被験者たちのほうが体重が減り、内臓脂肪も2倍近く減ったといいます。
さらに、空腹時のインスリン値も下がり続けて、やせやすい状態に移行していたと述べられていました。
本から抜粋します。
「間欠的ファスティングを行った被験者は、1週間の摂取カロリーがもう一方のグループと同じであったにもかかわらず、空腹時のインスリン値が下がり続けた。」
食事を間欠的に抜くことが効果的だったのです。
「1日おきのファスティングには、リバウンドのリスクはない」
研究ではこう結論付けられました。
ダイエット番組でもリバウンドしないダイエットを取り扱ってもらいたいですね。
この本でも加工食品など、食べない方がよいものを紹介していますが、それでもカロリーを気にしなくてもいいということは好きなものを食べられるということ!
>>食べても太らない食品
断食した次の日に、とっておきの食品を用意しておくのもありかもしれませんね。
>>宮崎県の特選グルメを産直でお届け!
ダイエット番組のその後-まとめ
ダイエット番組の出演者は、短期的にはダイエットに成功しているけれど、その後リバウンドしている。
その理由は、下がった代謝が元に戻っていないから。
なので、ダイエットをやめて普通に食べるとリバウンドしてしまうのです。
では、どうすれば代謝を下げずにすむのか?
その方法は間欠的ファスティング。
カロリーをたまにがっつりと抜くことで、代謝を下げないダイエットができると述べられていました。
1日ファスティングをするとしても水分は必要です。
こちらを参考にしてみてはどうでしょうか。
>>痩せる飲み物を紹介