ダイエット中に何かを食べることはインスリン値を刺激します。
こちらの本では、食べない食事と食事の間を長く開けることがダイエットに良いとおすすめしています。
食べ物はインスリンを刺激する。
なら、飲み物なら?
飲み物にはインスリン値を下げる効果のものや、脂肪の燃焼を促進するものがあります。
しかも、断食をしていたとしても一日に2リットルは水分を摂ることを推奨しています。
基本は水と炭酸水。
他にもこのような水分なら良いというものが紹介されています。
では、痩せる飲み物を紹介していきます。
おすすめの痩せる飲み物
断食の日にお腹が空いた場合、水分をとると空腹感が鎮まることもあります。
なので、断食をすると決めた場合にはこれらの飲み物がおすすめです。
かつ、断食をしないとしても、食事の前に取り入れたり、寝る前に飲んだりと、生活の一部に取り入れることで徐々に体重を減らす効果があると言われているものもあります。
今回紹介するのはこちら。
①水、炭酸水
②酢
③緑茶
④コーヒー
それぞれ見ていきましょう。
水、炭酸水
毎朝、グラス一杯の冷水を飲むことから一日を始めるといいと述べられています。
場合によっては、白湯もいいかもしれません。
朝から、水分を摂ることで空腹感も抑えられます。
さらに、食事の前に一杯の水を飲むのも、空腹感を減少させる効果があると言われています。
水の代わりに炭酸水を飲むこともおすすめされていました。
炭酸が体に入ると、血行を促進し代謝を促すと言われています。
空腹感も押さえて、代謝も促進するならばいいことずくめです。
水、炭酸水には食品やいわゆる栄養素が入っていないので、断食をしていることと同様、インスリン値を刺激しません。
ただし、人工甘味料や甘味料をいれると味覚から食欲が刺激されたり、インスリンが刺激されるのでよくないと言われています。
詳しくはこちら
>>人工甘味料が太るとされるエビデンス
炭酸水を買うのは大変だ、という方へ。
いっそ自宅で炭酸水を作る装置を買ってしまうのも良いかもしれません。
酢
酢はもともとラテン語の酸っぱいワインからきていて、希釈された酢は「減量に効く薬」と言われてきたそうです。
酢はインスリン抵抗性を減らすという実験結果があります。
高炭水化物の食事と一緒に「小さじ2杯の分の酢」を摂れば、血糖値を低くすることができ、インスリン値も34%低くすることができると言われているのです。
食事の直前に摂るほうが効果的。
さらに、酢は満腹感も刺激するので、一日のカロリー摂取量を減らす効果もあるのだとか。
天然栄養成分たっぷりのお酢もおすすめです。
茶
緑茶、紅茶、ハーブティーなど、本ではお茶をおすすめしていました。
緑茶に含まれるカテキンは、炭水化物を消化する酵素の働きを阻害し、血糖値を低下させ、インスリン分泌機能をもつ「すい臓β細胞」を守ると書かれています。
また、カテキンには食欲を抑制する働きがあるとも。
そして、お茶に含まれるポリフェノールは代謝を活性化させて、脂肪の燃焼を促します。
どのようなお茶にも、香りづけにシナモンやナツメグなどのスパイスなら加えてもよいと書かれていました。
ただし、ここでも砂糖や人工甘味料や香料は加えてはいけないと注意が促されています。
こちらは食事のお伴にもおすすめです。
コーヒー
カフェイン入りでも、カフェイン抜きでもコーヒーはおすすめな飲み物だと言われています。
コーヒーには抗酸化物質(マグネシウム、リグナン、クロロゲン酸)が多く含まれているので健康に良いのだとか。
一日に飲むコーヒーを一杯増やすごとに、糖尿病のリスクが7%減少して、一日6杯まではこの効果があるという実験があります。
ちなみに、牛乳ならいれてもいいと書かれていました。
乳製品は概して体重の増加とは関係性がないと言われているからです。
(ちなみにフレッシュミルクは食べるプラスチックといわれているので避けた方が無難です。)
カフェインが気になる方はこちらをどうぞ。
>>自家焙煎珈琲所【Croaster Select coffee】
おすすめの痩せる飲み物-まとめ
水、炭酸水、酢、お茶、コーヒーなどがおすすめの飲み物です。
ただし、これらの飲み物にはナトリウム(塩分)が入っていないので、ファスティング期間を長くする場合には塩を入れると良いと書かれていました。
また飲み物につけ加えて、シナモンやスパイスを混ぜるのもよいと述べられていました。
シナモンは胃内容排出を遅くする働きがあることがわかっており、空腹感を抑えるのに役立つ。
おすすめしたお茶やコーヒーの風味づけにシナモンを加えてみるのもおすすめです。