ダイエットには有酸素運動と筋トレはどっちがいいの?
と、迷ったことはありませんか。
ダイエット本によっては、どちらも良い、と書いてあるので混乱しますね。
私が今まで読んだダイエット本から、場面に応じた効果的な組み合わせを紹介してきます。
まずは、筋トレが良い場合を見ていきます。
参考にしたのはこちらの本。
私は森拓郎さんのダイエット本をほとんど持っていますが、その中でダイエットをするならば筋トレだ!と話しています。
まずはその理由から見ていきましょう
筋トレがダイエットに良い!という場合。
森拓郎さんのダイエットはムリをせず、健康的な体になることを言います。
ずっと体系を保持していけるようになることが目的です。
それには、運動より毎日の食事を気をつけることを説いています。
名言としては、「食事9割運動1割」という言葉があります。
この運動1割に関して。
やる内容でおすすめしているのが筋トレです。
筋トレをすることで、引き締まった体を目指します。
「運動」の主な目的は「体の機能や、筋肉を維持、向上させるため」と言えます。-つまり、最低限の健やかさを保つには、体を動かすことが欠かせないのです。
そして、森拓郎さんの「運動」の目的は代謝をあげることです。
本からダイエットの段階を抜粋します。
②代謝を上げるためには、筋肉量を上げる
③筋肉量を上げるためには、運動をする
有酸素運動をおすすめしない理由
ダイエット事典から抜粋します。
「有酸素運動をやればやるほどカロリーを消費しにくい身体になる。-『ヤセたければ、ます走る?』答えはノー、有酸素運動は代謝を下げ、ヤセにくくする」
このように述べられています。
人は有酸素運動をやればやるほど、体が少しのエネルギーで効率よく動けるようになるのです。
ダイエット目的だけで有酸素運動を行うとすれば、かえってヤセにくくなるという結果になります。
では、筋トレだけ行えばよいのか?
というと、そこには運動1割に込められた意味がでてきます。
筋トレで基礎代謝を上げるのは至難
また本を抜粋します。
筋肉を1kg増やすのには1年かかる。代謝アップも、容易ではない。
筋肉を純粋に1kg増やすのには約1年かかるといわれるほど大変です!
そして、1kgで増える基礎代謝量は1日約15kg~45kg程度しか増えません。
おやつを1かじりすれば終わりです。
筋トレは決してムダではありませんが、基礎代謝を上げて太らない体になるのには相当な時間がかかります。
なので、ダイエットをするには食事が9割なのです。
それでも、筋トレをしないと引き締まった体にならないという意味から、筋トレはおすすめされます。
この場合、減量目的ではなく、見た目を整えるという意味合いが強くなります。
では、次に有酸素運動がダイエットに良いという場合を見ていきましょう。
有酸素運動がダイエットに良い!という場合。
有酸素運動をおすすめする理由で参照にする本は「一流の頭脳」です。
ダイエット専用の本ではないのですが、脳を鍛えるための本です。
他の記事では、ストレスをなくしてダイエットをする方法を紹介しました。
>> 運動で体重をハックする方法
この本では、とにかく運動しよう!と述べられていました。
ただ歩くことで血圧、血糖値、体内の炎症が改善されるというのです。
私たちがランニングやウォーキングをして家に戻ると、脳は食べ物や新しい住み処を探していたのだと解釈し、報酬として多幸感を与えてくれる。-幸せな気分になれるのは、生存の可能性を増やす行為をしたときだけだ。
運動することは人に幸福感を与えて、それが脳にも身体にも良い行為になります。
そして、本ではより脳によい効果を与えるならば1日最低30分のウォーキングをする。
さらに良い効果を与えるならば、ランニングを週に3回、45分以上行うことが望ましいと言われています。
重要なポイントは心拍数を増やすこと。
そして、有酸素運動を中心に行っていこうとあります。
筋肉も脳に良い影響を及ぼすのですが、どちらかと言えば有酸素運動だと本書では言われていました。
イライラを防止することや、体を良い状態に保つことで、肥満を改善させます。
その意味でダイエット効果があるということ。
有酸素運動か筋トレかは目的に応じて分けられる。
有酸素運動か筋トレか。
どっちがよいのかという選択は、場合によります。
筋トレの場合。
まず代謝をUPさせて、見た目を良くするダイエットの場合は筋トレです。
筋トレをすることで、引き締まった身体を作ります。
(ただし森拓郎さんによれば、ダイエットでの一番のおすすめは食生活の改善です。)
有酸素運動の場合
身体を健康にして、その結果として減量していたという目的の場合は有酸素運動です。
やせすぎの人にとっては、かえって太ることもあるかもしれませんね。
いらいらをなくして、脳の機能をUPさせます。
運動をすることで幸福感も感じ、それが食欲減ということもあり得そうです。
この場合のダイエットは太りすぎによって健康に害が及んでいる場合、特によく効果を発揮します。
あなたのダイエットの目的は何でしょうか?
美しくなるため?
健康のため?
それとも両方?
時と場合によって、有酸素運動を取り入れたり、筋トレを取り入れたりしましょう。
この2つの本では、それぞれ日常生活で出来る運動や筋トレを主に推奨しています。
ダイエットは一生もの、という観点からです。
現代では座ってパソコンをする時間が増えています。
そんな中。
ちょっとしたダイエット器具を日常に取り入れてみてもいいかもしれません。